サワコの朝(ビートたけし編)

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今朝は次女の高校の登校日だったもので、
たまたま「サワコの朝」を途中から見て、
最初は適当に聞き流していたのだが、
たけしの好きな曲が玉置浩二の「田園」だと、
ワンコーラス丸々流れて、思わず聞き入った。

たけしと言えば滑舌の悪さで、家の娘達も、
「この人何言ってるか分からないよね」
「安住さんの通訳って本当凄いよね」などと、
共演者の解説抜きでは時々聞き取れない部分もあって、
自分もイライラしてついチャンネルを変えてしまうのだが、
今日は違った。
話の内容が面白過ぎて、番組の進行が早く感じ、
もっと深く話を聞きたいと思った。
オートバイ事故で、脳は損傷を負っていても、
話の内容には何の曇りも無く、70才過ぎても、
まだやりたい事が山程あるたけしは、
以前から何故こんなにモテるのか、
本来人間、映画監督などになると、
急に態度がデカくなったりするものだが、
それが全部、たけし流お笑いに繋がっているんだと分かり、
ストリップ劇場の踊り子さん達の話など聞けば、
その魅力に今更ながら気付かされた。

彼には慈悲があるのである。

たけしと言えば、iKONのジュネが、
「ビートたけしが好き」と、サイン色紙の画像を上げて、
炎上し、謝罪していたのがかわいそうだったが、

【iKONジュネ】Twitterに北野武ファンと記載して炎上。
 北野武は嫌韓なのか検証してみた

中身はともかくとして、
好きなものを好きと言えない世界は悲しい。
そして韓国と日本の関係が何故こんなに拗れるのか、
お隣と言っても地続きでは無いし、
全ては歴史と戦争のせいで、
凄く素敵な人間もいれば、鬼畜のような人間もいるのは、
何処の世界だって、そう変わらない。

ネトウヨの友達を韓国に連れて行ったら、
ネトウヨが治ったと言った人がいたが、
実際韓国に行けば、どれほど日本が深く韓国社会に入り込み、
また若い人が日本のコンテンツを子どもの頃から見ていて、
非常に興味を持ち、漫画を愛読し、
日本の書籍のコーナーも人だかりが出来る位だと知ったら、
ネットの中の凄まじいネガティブやら曲がった報道で、
悪くなったイメージなど一気にバカバカしいものだと分かるんだけど、
私が戦争を知らない世代であっても、かつて祖母から聞いた戦中の話、
母の幼き頃の話を聞けば、やはり自分とは無関係とは言ってられない。
風化させるにしても、時間はまだまだ掛かるし、
それが何世代にも及ぶとは、戦争とは何と罪深いものであろうか。

戦中の話も戦後の話も、
生きていた人間が死んでしまえばやがて、
それは無かった事とされてしまうかも知れない。
しかし実際にあった事を消してしまう事など出来ないし、
傷付けた側はすんなり忘れられても、
傷付けられた側の恨みはそう安々と消えはしない。

何故ならば私達は人間だから。

好きなものを好きと言える世の中の為にも、
私は戦争だけは絶対反対。
それは何があろうが揺らぐ事の無い、
自分の「核」であり一生のテーマであり、
そして歌う事の意味であったりもするのです。