Dead end (創作詩)

会いたい 会いたい 
ただそれだけなのに叶わない
一日の記憶 一日の喪失
死にひた走っている私
それに追従するあなた

どこかで間違ったのかと
振り向いたけど誰もいない
ただ電柱の影で泣いているあの娘は
よく見たら幼い頃の私のままで

ねえ誰も繋いでくれない右手を
大切に思ってくれる人などいるの
ねえ誰にも抱いて貰えない身体
魚の餌にでもなればいいさと

口をパクパク開けている金魚に
指を差し出し睨み合う

「ねえあんたに少しでも 
 私の気持ちが解かったなら」

聞いているのか私の金魚
あんたの命は私のもの
知っているのか私の金魚
儚い命をひらつかせ

「生まれた時は広いお池で 
 自由に泳げると信じてたのに」
 
聞いているのか哀れな金魚
あんたの命は此処止まり
知っているのか哀れな金魚
私も同じ此処止まり