皆さまお久しぶりです。
ここ数日は本当に色々な事が日本に起こり、
正直自分は目の前に起こっている事が信じられず、
それでも片時として、目を離せない状況でした。
台風１５号で広範囲が壊滅的になっている状況と、
内閣改造が重なり、報道機関（特にテレビ）では、
悲惨な状況が殆ど伝えられない事態となりました。
勿論今までも、首都東京から離れた場所では、
災害時の報道の在り方に差があり、不公平も生じていたのですが、
現状で被災して困っている人が、助けを求めていたのにも関わらず、
停電だけがまるで問題のように歪曲して伝えられていたのは、
私が生まれて何十年の中で、正直初めての経験でした。
民放はそれでも、スポンサーの都合等あるので、
仕方の無い部分もあるのかも知れませんが、
（ACはちなみに電事連が関わっています）
国民から受信料を「国民の義務」と言って、
半ば強制的に集金している自称公共放送「NHK」が、
今回の大災害で本来あるべき報道を怠った。
何らかの力が働いていたかは分かりませんが、
「NHKから国民を守る党」などと言う、
本来ならネタで終わるような、それまで全く無名の党が、
一部の国民の鬱憤の票数で、
当選者を出してしまった危機的状況で、
本来するべき仕事をしない事は、
政権に対する遠慮でも無かったら、手落ちもいい所。
私には分かりませんが、もしかしたら、
多くの苦情があったかも知れませんし、
普段Twitterをあまり見ない私でもびっくりする程、
沢山のtweetやRTが飛び交い、
無残な建築物の画像も行き交っていた状況で、
知らなかったはあまりにも不自然過ぎる。
内閣改造発表と、優先順位がどちらかは一目瞭然であり、
日頃Twitterを利用し、積極的に災害情報を発信しているNHKが、
何時間も何日も、現状から目を背けていたのは、
明らかに不自然と、言わざるを得ません。
今日やっとNHKで報道されていた、
横浜の海沿いでも、護岸が台風によって壊れ、
数百件の工場が水浸しになり、機械が海水に浸って、
廃業に追い込まれそうになっているとのニュースは、
当初から出回っていたもので、
知らなかったでは、マスメディアとしてかなりお粗末でしょう。
これ程広範囲を破壊する、元来ではあり得ないような規模の台風、
竜巻並みのパワーに満ちたスーパータイフーンが、
当初の予定のままなら東京や、私の住んでいる埼玉をも呑み込んで行く予定だった。
そうなったら、首都圏広域に被害が出て、交通も何日も麻痺していたでしょうし、
頼みの綱、公共放送の筈のNHKの選択は、
まるで嘘のようで、悪夢のような感じでしたし、
「今から台風特番に変わるかも知れない、ゴールデンは？深夜枠は？」と、
時間を追うごとに失意は大きくなっていく、
残念な結果になってしまいました。
話は変わりますが、
実は今、次女の進路にも関わる、再来年度の大学入試に滞りが出ていて、
（つまり来年の受験に失敗した時の翌年の対策）
皆様もご存じでしょうが、長く続いたセンター試験は来年を最後にして、
翌年からは共通テストと言う、センター試験に代わる試験が始まるのですが、
一番問題になっているのは、外部受験になる英語に関して、
まだきちんとした骨子も出来ていない癖に、
反対の声を押し切って実施すると言う事。
先日学校から次女が持ち帰った手紙には、
来年の受験の結果後では、第一回の試験に間に合わないので、
今この段階で、手数料として英検に予約料として三千円を納めるようにと、
来年絶対受かる見込みの人間でも無ければ、思わず振り込みそうになりますが、
良く読めば内容が不思議で、振り込んだ検定料は、試験を受ければ相殺されるのですが、
肝心のその試験は、何級を受ければいいかのか、
内容からは、全く読めないのです（殆どの級の金額が提示してあった）
家の娘は二級を、一度落ちて二度目に合格し、かなり以前に取得済みなのですが、
その上の準一級は、難し過ぎて、当初はチャレンジするつもりでしたが、
他の受験科目の勉強もあり今年は断念しました。
採用する外部受験は、早々にTOEICが降りて、
今はGTECとTOEFL、そして例の英検と好きなものを選べる筈なのですが、
教育関係者からはそもそも、形式の全く違う資格を点数化するのは非常に無理があると、
つまり英検はいち早くこの状況を見抜いていた、或いは、
文科省に優遇される形で、
生徒に選択する余地を与えず、先に予約金を振り込ませる（任意だけれど）
大袈裟に言えば「暴挙」に出たのでは無いでしょうか。
話を戻しますが、家の娘の場合で言うと、
準一級と言う重いハードルを下げる為には、
一度取得している二級を最低でも二回、
通常なら三回受けなおさなければならない。
（二回が受験の最低回数のようです）
そして、検定料は毎回個人持ちです。
英検は受けた事がある人は知っていると思いますが、
落ちてしまう子は何度でも落ちますし、
ただでさえ塾やら、大学の準備費用が掛かる状況で、
受ける級によって違う、決して安くない検定料を、
何度も払わなければ、共通テストを受けさせないなど、
金儲け主義極めたりで、それもこれも、
自民党一党独裁政治の危ない部分が見え隠れします。
事情を良く知る関係者は、こんな状況で再来年のテストを行うのは無理と、
文科省前のデモを準備しているようですし、
今まで全ては、対岸の火事と、
デモなどとんでも無いと思っていた親や生徒も、
今度ばかりは、あり得ないようなズタボロの教育改革に、
巻き込まれずにはいられませんし、
最悪の場合は進路さえ、変更しなければならない状況に、
陥ってしまうでしょう。何も悪くないのに。
加えて、今日秩父で発生した豚インフルエンザですが、
封じ込める事が大変やっかいで、まだ就任して間もない、
大野県知事が陣頭指揮を取らなければなりませんが、
初登庁の日、大野知事との面会をすっぽかした、
自民党県議会が、すんなり手を貸してくれるとは思い難く、
まだ新知事として、色々忙しいタイミングで、
対処を誤れば責任問題につながりかねない。
これだけの異常とも言えるような、日本の困難の連発は、
偶然にしてはあまりにも不吉な、
日本の終焉に繋がりかねない恐ろしい事だと思ってます。
今回の台風の状況把握の為、何日かTwitterを巡回している間にも、
愉快犯のような、デマのようなツイートも多く見受けられ、また、
事態は刻々と変わっているのに、拡散の時間差の問題があって、
古い情報で混乱したりと、正直その全ての実態を、
把握する事は、誰もが不可能だと感じました。
本来ならネットは二次的なもので、
あくまでも、災害時は国と自治体が連携して、
被害に対し、どう言った順番、どんな形で対応して行くのか、
一刻も早く協議を始めなければならない筈で、
幾ら内閣改造の発表の日であったとしても、
災害対策を、優先するのは当たり前の事。
今回報道が、被害の規模を縮小して見えるようにしたり、
何日も経ってから知らされたりするのを見て、
「規制が掛かっていたのでは」の声も沢山出ており、
何がしかの圧力で、報道出来なくなっていたと言われても仕方ない。
それ程お粗末だったテレビの放送状況にも関わらず、
擁護し、よく事情を飲み込めない人を、
誤った認識へとわざと誘導したり、
更に醜悪だったのが被災者の悲痛な叫びを、
非難したり、攻撃したりと、
自称愛国者、所謂ネット工作員達の行っている事は、
遊びや趣味を超えた、非人道的行為と言わなければならず、
日本はもう此処まで来てしまったのかと、
物凄く苦しくやるせない、
絶望的な気持ちになりました。
第二次世界大戦後、復興の為に人手を必要とした政府は、
労働者をわざとヒロポン漬けにして、
使い終わったら廃人として殺害しました。
一部の権力者や民間人が戦中戦後、外国人にした酷い仕打ちは、
実は自国民にも振るわれていた、
その事実を知ったとしてもなお、
国のやる事は偉い、政府は常に正しいと、
人一人の命など、国家権力の前では容易く扱われるものだと、
「明日は我が身」の発想を持たないかわいそうな人達が、
今のネット工作員達ともオーバーラップし
眩暈がするような気持ちがします。
悪い事が重なり続け、自信を失い掛けている今の日本を、
巧みに操っているのは政府であり、
更に問題なのは、その言いなりになっているマスメディアであって、
ご存知のように民放はスポンサーの顔色を覗わなくてはならず、
スポンサーの質が落ちて行くのは、不景気の成せる技ですが、
受け手である一般大衆の思慮の浅さも、
結局、今の悪い状況を招いている事に繋がっている。
でも元来視聴率とは関係ない公共放送で、
「中立」の立場であり民の為に存在する筈のNHKが、
人道主義と言う観点からすれば、0点に近かった千葉台風での対応は、
今後も深く深く禍根を残す事になるでしょう。
長くなりましたが、今目に見える世界で起きている困難は、
残念ながら、この先も暫く続く事になるでしょう。
このblogを読んで下さる皆様はもう一度、
身の周りの点検と災害に備えた備蓄をして、
そして、これから先、政府や政治家の動きを、
決して面倒臭がらず、出来るだけ監視していて下さい。
私が今まで逃げ腰だったTwitterを再び動かしたのは、
あらゆる意味で、もう其処までカタストロフは来ているのだと、
長年の経験から感じたからであり、
かと言って、あまり目立った活動をすれば、
いつ横やりが入るのか分からないのだと、
このBlogもある程度までは、まだ大丈夫だとは思いますが、
何か権力側にまずい書き込みがあれば、
書き込みSTOP、最悪はアカウント削除になる、
可能性もあると感じております。
忘れないで下さい。
未来の選択肢はまだ、自分たちの手にあります。
偽政者はあらゆる手を使って、罪なき民衆を先導しますが、
賢い読者様なら、正しい選択をして下さると私は信じております。
PS.今月の山場は日米FTA条約です。これが結ばれると、
この先の日本は更に苦しい立場に追い込まれるでしょう。
議論を避けたい安倍内閣は、国会の開催を延期し続けている。
今国民は、分断していられるような状況にはありません。
今すぐ結束を。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
2019年9月14日 オノリエコ
※読み返しておかしい個所を本日加筆訂正しましたが、
本文の内容に差し障る改変はしておりませんので、
ご了承下さい（2020.09.15）