選挙区

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地獄の中を地獄の中を歩いている
となりでは楽しそうに家族連れが笑っている
あんな風な幸せがある事を知らずに
ただただ自分の足元だけを見て歩く

遠くの空に欲しい物があって
此処からでも届くのではと思い
ふと周りを見渡すとみかん箱の代わりに
ビールケースの上で話す君を見た

誰もが君を知ってるようだが
誰もが君を知らないように
忙しそうに過ぎて行く
君の心の声も聞かずに

あの日君は全てを背負い
命を掛けて戦っていた
私はそれをテレビ越しに
食い入るように画面を見つめた

もう鳶が油揚げを攫うような
そんな真似に騙されたりしない
例えどんな1人ぽっちになろうと
僕は歩くよ君と孤独を

そうだね多分夢だけれど
一度でも取り戻せるなら
あの時に戻ってやり直しましょう
「直ちに」はとっくに過ぎた
揺れ傾いてる選挙区で