虚しさの行方

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そろそろ精神的にやばい季節になりましたが、
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
自分はどうしてこうも浮き沈みが、
激しい性格に生まれてしまったやら、
天にも昇るような高揚の後は、
ただひたすら虚しく全ての自信を喪失する。
睡眠も何故か覚醒と病的な睡魔に襲われる日が、
何日かずつ交互に訪れ、振り回され疲れてしまう。
いつかは自分も悟りの境地に達するかもと、
ずっと長いこと堪えて来たのですが、
此処まで来るともう厳しいかもなと、
それとやはり今の日本を取り巻く環境が、
自分の鬱っぽい所に更に火を付けるようで、
そんな80年代90年代とは言わないから、
せめて2000年代位に戻せないですかね。
日本を。
長女も昔の日本に戻りたいと言ってましたが、
何故こんな無力感に襲われながら日々を送っているやら、
本来人間は幸せを追求して生きるものですが、
その幸せの総量がどんどん減って来ているお陰で、
一人ひとりの手元にまで届かない。

そして自分はある理由からとてもテレビを嫌いになり、
点けなくなったはいいけれど、
隣の部屋の母が見ているテレビや、
効きの悪いエアコンの音以外、
自分の耳鳴りの音を聴き続けなきゃならない訳で、
夜が長いし、PCの画面だけ見ていると、
まるで広い世界に一人ぼっちでいるみたいだなと、
一応家族のいる自分でさえこうなのだから、
一人暮らしの中高齢者って辛いでしょう、
そうだな、きっと人は人との繋がりが無いことが、
多分一番辛い。
ネットは一見あるようだけど、それも時差があったり、
心の動きや温度差までは分からないから、
自分が何気なく発した言葉でさえ、
相手の気分を害する恐れがあり、
よほど気の置けない仲にでもならないと、
深い話は出来ず結局何処か不完全燃焼な感じも。

本当は心の友だちを失くしたのが、
一番の落ち込みの原因かな。
折角育ち始めていた芽を、
自分で摘み取ってしまった。
誰より自分の歌を好きでいてくれた人を、
追い詰めてしまった事が一番辛い。
でもどうしてもやっぱり人間欲が出るんです。
此処までと言う線など引けないじゃないですか。

幾ら年を取ったって
風のようにも、水のようにも、
雲のようにも流される事が出来ない、
愚か過ぎる自分ですから。