夢の砦

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そんな訳で本日も寝不足で、頭フラフラ、耳鳴りワンワン状態の、
駄目主婦Riekoですが、皆様お元気でしょうか?

最近ある方から偶然メッセを頂きまして、
何回かメールをやり取りさせて貰っているのですが、
今朝郵便受けに入っていたメールの中に、
とても素敵な言葉があって感銘を受けたので、
ご本人には未承諾なのですが、此処に引用させて頂きますと、

「Keep working at your music never let your dream die. 」

実は以前から登録させて貰っているMy spaceと言うサイトでも、
何通かあちらの方に、英語でメッセージを頂いた事があるのですが、
私は恥ずかしながら学生の頃から、英語は常に赤点ギリギリで、
担任の教師を泣かせていた訳でして、
(カツラ疑惑があったので、失礼ながら、
 髪をいきなり後からワシ掴みにもしました ←岡ちゃんごめん)
んで、その後は偶然、池袋の地下道でストリートLiveをしていた米国人と、
彼の持ち歌のトレイシーチャップマンの曲で意気投合して、
日本にいる短い期間に友達になって貰い、
自分の知らない世界(外人ハウスや英語で会話するラウンジ等)に、
連れて行かれる内に、何だか我が耳も英語慣れしたような気がして来て、
解からないながらも、片言で会話させて貰っていたんですが、
あれから早20年余り、今ではすっかり英語とは縁遠くなり、
頂いたメッセ等を、翻訳ソフトに注入して変換しても、
直訳過ぎるのか、何だか支離滅裂で、
多分こちらの言っている事も、おかしな変換になっているだろうなと、
逃げて逃げて、結局返信しなかったりしていたんですが(最低)
今回は意を決したと言うか、最初から英語力マイナス100なのを、
ご理解頂き、翻訳ソフトを開きつつ、噛み締めるように、
並んだ英語とにらめっこしていた訳ですが、
上の文章はそんな私にも伝わるものがあったと言うか、
「おおっそんな表現の仕方もあるんだね~」と、
これは是非歌詞にも引用させて貰いたくなる位、
「貰い~♪」とも思っちゃった訳でして。

以前から英語詞には是非トライしてみたいと思いつつ、
でもそれとは別に日本語には慣れ親しんだ以上の愛着があって、
いつも書こうと思っている私のルーツと言うタイトルの、
エピソード(?)があるんだけど(それはまた別の機会に取っておきます)
詩→詞において、自分の表現方法が変わって行った経緯や、
詞が書けても今度はメロディーが出て来ない、長~い葛藤期間を経て、
自分なりにメロディーと歌詞を繋げる事が出来た時の喜びとか、
「日本語ってやっぱり美しい」なと、
今更私が言ったこっちゃないけれど、漢字とひらがなとカタカナ、
全部ニュアンスが違って、日本語は選ぶのにもいっぱい表現の自由(幅)があって、
その辺りには随分拘って来た気もするので(自己満ですが<汗)
自分がもし英語で曲を書く事があるとしたら、
それは全く別の発想として書かないと、まず伝わらないだろうと、
腰掛程度の覚悟じゃ全然無理なので、
英詞を書きたいと言う夢は、
この先も途方も無く長い道程になるのは、
想像するだけで気が遠くなりそうだけど、
上の英文から受けるインスピレーションは、また日本語と全然違って、
力強いし、非常に逞しい。
深読みし過ぎかも知れないけれど、
多分最後の『die』と言う言葉は、日本語の『死』と言う漢字とは意味合いが違くて、
上手く言えないんですが、日本語の死は肉体の死を意味し、
前者は魂の死を意味する、
それは前後の言葉の繋がりから取れるんだけど、
自分は音楽を辞めたら死んだも同然だと、
長~い長~い休業期間には痛いほど味わった訳でして、
そう、私の音楽をやりたいと言う気持ちは結局、
最初の結婚をし、子供を3人産んだ後でも決して絶える事は無く、
其処に来て、こういうネット社会が訪れて、
自由に音楽を発信出来るチャンスを頂いて、
それは自分の若い時全盛だったバンドブームの頃と比べても、
本当に有り難い。
「長生きして良かった」と、若い頃から滅茶苦茶な生活をして、
半分死に掛けていた自分が、子供を持った事でブレーキを掛けられて、
此処まで何とか生きて来れた事全てが、
一つの道に繋がっているような気がしてならないのですが。

話は飛びますが、先日あるアナウンサーが死を選んで、
その若過ぎる彼女の死に、ネットの中では賛否両論、
色んな憶測も飛び交って、それを傍観している内に、
一つだけ思った事がありそれは、

「死んだら反論出来ない」

先日これもまた、若くして亡くなったミュージシャンの、
周年追悼ライブなどもあって、ファンからの熱い要望もあるのか、
大盛況だったようなのですが、
私にしてみると、それまでの、生きていた頃の彼女の浮き沈みと、
死んでからのブームとも言える世の中の動きには、
何だか眩暈がする思いでして、勿論人間、
自分の死をコントロールするなんて、ほぼ不可能ですし、
只、これも憶測に過ぎないのですが、
彼女があの地点で亡くなった理由には、
自分の人生に夢が持てなくなった事も、
一つ要因としてあるような気がして、その最大の理由が大病だったにせよ、
とても悲しく淋しく、事故だったのか自殺なのか、
hideが亡くなった時にも、死んで行く人の心情は、
少なくとも楽しい訳が無いので、想像すると何ともせつない気持ちになってしまいます。

そう、著作権云々の話じゃないけれど、
例えば私が或る日突然死んで、それでこれも全く仮定の話ですが、
所属している事務所等に、
「そうだ彼女にゃまだ未発掘の音源が残されていた筈だ」と、
PCの音源やらHDRやらCDRや若い時に録っていたデモテープとか、
全部ひっくり返されて、「おまけに記念館でも建ててやろうか」と、
何かネタは無いのかと、そこら辺りに散在している、
ノートやら広告の切れっ端やらに書いてある、
もの凄く汚い字の雑記やら歌詞を、
「これが彼女の遺作です」と、公開されてしまったら目も当てられない。

「おい、ちょっと待て」と、
私が死んだ事で、転がり込んで来た印税で、
こりゃ結構金になると味を占めた子供やじじばばが、
それまで散々邪魔にして来た機材なんかも(実際かなり邪魔だが)
「これヤフオクに出したら、金になるかな~」なんて、
私は機材に関しては、あげる事はしても、売る事は決してしない主義なので、
よく息子に「そこら辺の機材全部売れば、5万位にはなるんじゃない?」と、
私の愛用のギターをニヤニヤ見詰めている姿を見ても、
「私の目の黒い内には絶対させん」と、
白くなるまでには絶対、この手で処分してみせると豪語している手前、
どんなにこの先貧しても、ホームレスになろうが、
機材だけはきちんと倉庫借りて保存するんだと、
まあそれは冗談にしても、そう言う気持ちにもなる訳でして、
それは私がケチとか執着心が異様に高いとか、
そんな理由じゃ決して無い!!(説得力無いかなあ)

声が私の私物だったら、機材もまた私の私物。
と言うか、無いと自分を表現出来ない大切な手足なので、
売るなどもっての他の助!!!
(なけなしの生活費叩いて買ってるので罰当たりそうだし)

と、話がいつもの様に大っぴらに横道にそれてますが、
「死んでからの事まで執着するな」と皆様にお叱りを受けましても、
死んでしまったらそれこそ、何されようが手も足も出ないし、
悔しいなんてもんじゃなく、それは正に、
死んでも死に切れない状況。
身の回りの整理が出来ない内には絶対死ねね~と思うわけで、
人間死のうなんて思う事があっても、
踏み止まり、歯を食い縛り、せめて一週間、一ヶ月、半年と、
先延ばししている内に状況が変わって、
「ほなまた、生きまひょか?」と言う気持ちになって来ると、
人間どんなに悩んでも、一つの悩みに数十年先の寿命まで、
悩んでいられるだけの忍耐は無いと思うのは、
元来がかなりいい加減な私だけなのでしょうかねえ。

まあ私もたかが40年(ってまだ数ヶ月あるじゃん!)生きただけで、
人にどうのこうの言える分際でも無いんですが、
死への願望が人一倍強かった思春期から、
それこそもう生きていられない程、せっぱ詰まった状況に追い込まれた、
離婚から子連れ再婚&3人目出産までの道程を考えても、
現在、持ち前の持病で月に数日間は「こんな痛いなら死んだ方がマシ」と、
悲観する人生を送りつつも、それでも先の見えなさが逆に、
「面白いかも」と思えちゃう楽観性が多少なりとも身に付いたのは、
怪我の巧妙(ほ~~離婚、再婚は怪我なんね?<笑)

「弱い弱い」と言っている人間程、実は人一倍強いんじゃね~??と、
自分のそのしぶとさをみるに付け、
死にたい人には、「まあ、もうちっと様子見てみまへんか?」と、
仙人スタイルでぼこっと夢枕にでも登場出来れば良いなと思うし、
かと言って、説得出来るかどうかは自信も無し、
自分自身も実は、いつも水面でもがいている
撥水加工されてないアメンボみたいな生き様だから、
せめて生き恥を晒しつつも「こんな馬鹿が生きられるんだから、
自分はまだマシでしょ」と笑って貰う位が関の山なんだけど。

そんな訳で、私の夢の砦はかなり脆いし(正に泥舟ね)
中クラスの地震でもあっけ無く粉々になってしまう代物だけど、
砦を作る才能は、実は全ての人に与えられていると、
自分の子供を見ても、学校で遊んでいる子供達を見てても、
心から実感する訳で、
もし今貴方が心底から「自分には夢が無い」と嘆くなら、
それは自分が生きて来た経験で蓋をしているだけ。

大人になんてならなくても良いのです。
一生子供で行きましょうか。

「Keep working at your music never let your dream die. 」

貴方にも捧げたいです。心から。